2022 UKオープンも最終日です。
日数自体は3日ほどと短く感じますが、中身がぎっしり詰まった大会だったのでみていて面白かったと思います。
早速ですが、3日目の結果と内容を見ていきましょう!
3日目結果と内容
2022 UKオープンチャンピオンはDanny Noppertでした!!
𝗧𝗵𝗲 𝟮𝟬𝟮𝟮 𝗖𝗮𝘇𝗼𝗼 𝗨𝗞 𝗢𝗽𝗲𝗻 𝗖𝗵𝗮𝗺𝗽𝗶𝗼𝗻…
What a weekend for Danny Noppert as he wins his first ever TV ranking final! pic.twitter.com/c3ROjwv4YJ
— PDC Darts (@OfficialPDC) March 6, 2022
Michael Smithと11−10という激闘の末、見事プロキャリア初TVタイトルを獲得しました。
この大会は参加人数が多いので優勝することは難しいとされていますし、プロキャリア初のタイトルとして素晴らしいものだと思います。
2位はMichael Smithでした。
彼もここで勝てばプロキャリア初のTVタイトルとなるところでしたが、非常に惜しかったですね。
実力は今までの戦績から見ても十分優勝できる実力はあるので、2022年中にぜひTVタイトルを獲得している姿が見られることを願ってばかりです。
ベスト4にはWilliam O’ConnerとKeane Barryのアイルランド人コンビでした。
O‘Connerはアイルランド代表として2019ワールドカップオブダーツ準優勝の経験があるプレイヤーで、度々素晴らしいダーツを見せてくれる選手です。
ここ数年TVタイトルにおいてはあまり成績を振るわなかったO‘connerですが、今大会はベスト4と素晴らしい成績を納めました。
そして、Keane Barryも19歳という若さでベスト4に食い込む快挙を達成しています!
2021/22ワールドチャンピオンシップから、若手の台頭が目立ってきているので、今後が本当に楽しみな選手ですね。
以下、3日目のハイライトと結果になります。
Quarter-Final
Keane Barry 10-4 James Wade
William O’Conner 10-9 Sebastian Bialecki
Danny Noppert 10-5 Damon Heta
Michael Smith 10-7 Gerwyn Price
Final
Danny Noppert 11-10 Michael Smith
見てほしい試合
やはり決勝のDanny Noppert vs Michael Smithでしょう。
削りの速さで言えばSmithが1歩リードしており、スタッツを見るとNoppertが84.82に対して90.33と大きく上回っています。
しかし、Noppertはチェックアウト率で36.67%とSmithの33.33%を上回る数字を出しており、やはり上がりが強い選手が勝つことを再認識させてくれる試合になりました。
試合展開も、序盤はSmithが3−0とリードするも負けじとNoppertが追い上げ3-3としました。
ここからシーソーゲームが始まり、ブレイク合戦が始まったと思えば先行キープが続く試合になったりで最終レグまで行きました。
最終レグは180と140を出して削ったNoppertがD20を一本決めて優勝を決めました。
どちらが勝っても初TVタイトルということもあって、両者とも負けない気持ちが試合の中で見られたとても素晴らしい試合でした!
少し残念だったところ
今大会で少し残念だったところは、一部の観客のブーイングやプレーへの間接的な妨害行為があったことです。
ゴルフやテニス並みの静かさを要求するようなスポーツではないのですが、特定の選手のプレーを邪魔するような行為をしてほしくなかったな、というのが正直な気持ちです。
これは日本で大会が行われている場合も同じですが、そのような行為はしないようにしましょう。
OoM更新!Peter WrightがNo.1に
UKオープンの賞金はPDCオーダーオブメリットに関わるもので、今大会によってPeter WrightがGerwyn Priceを約£20,000上回り1位になりました。
また、Michael van Gerwenが2013年以来ずっと3位以上を維持していましたが、今回で5位となっています。
Gerwenは背中を痛めてから以前のような怪物的強さを見せていませんが、復活の兆しが見えてきているので今後どうなるか楽しみに待ちましょう。
おわりに
UKオープンは終わりましたが、まだまだPDCイベントはこの後も続きます。
3月はWomen SeriesやPlayer‘s Championshipも開催されるので、そちらも是非見てみてください!
今後もPDCを楽しんで見ていきましょう!