ワールドカップオブダーツ2021も2日目、全チームの第1試合が終了しました。
これからますます厳しい対戦相手とスケジュールが待っている中、選手達の最高のパフォーマンスを見る事にワクワクが止まりません!!
まだ1日目をみていない方はぜひ1日目をみてからこの記事を読んでみてください。
ワールドカップオブダーツ2021が開催されました。昨年はWalesが優勝し、Gerwyn PriceとJonny Clayton両名が優勝後勢いに乗り素晴らしいパフォーマンスを魅せ続けています。日本代表は昨年強豪であるスコットラ[…]
今回も2日目の結果と、試合の内容をみていきましょう。
2日目の結果・3日目組み合わせ
2日目の結果はこうなりました。
𝙍𝙚𝙨𝙪𝙡𝙩𝙨 🤝
Confirmation of all the results as the first round came to a close with not a single seed falling at the first hurdle! pic.twitter.com/C2h5Evv377
— PDC Darts (@OfficialPDC) September 10, 2021
1日目と少し変わってフルレグの末勝利という試合が3試合あり、ドキドキする展開が多い印象でした。
しかし、オーストリア・ドイツ・イングランド・ベルギーの勝利はこのブログを読んでいる皆様も勝利を予想できたのではないでしょうか?
そして、3日目に行われる2回戦の組み合わせが以下になります。
イングランド | 南アフリカ |
ドイツ | 日本 |
ベルギー | オーストリア |
北アイルランド | ポルトガル |
ウェールズ | リトアニア |
オーストラリア | アメリカ |
オランダ | シンガポール |
スコットランド | ポーランド |
まだ2回戦目とはいえ、どのチームが優勝してもおかしくないような国が残りました。
優勝候補は表の左側の国ですが、正直どこが優勝するかを予想するのはなかなか難しいです。
そのくらい各国のダーツのレベルが上がってきているということなのですが、いったいどこが優勝することができるのか予想してみましょう。(個人的にはウェールズ2連覇を見たいです)
2日目の試合の内容・感想
早速ですが、私が選ぶ試合の内容・感想をお話ししていきたいと思います。
1日目と同じようにハイライトを置きます。
日本vsロシア
日本の馬場善久とロシアのBoris Koltsovは急遽ワールドカップに参戦することになった中で素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれました。
というのも、コロナ禍におけるドイツの入国制限が日本に適用されて本来出場予定であった柴田豊和がドイツ入国の条件を満たすことができなくなってしまったためリザーバーとして馬場善久が出場することになりました。
以下ドイツの入国制限に関する文章になります。
パンデミックにともなう、日本からの渡航者に対する入国制限措置の再適用について
ドイツ政府は2021年9月5日(日曜日)0時(中央ヨーロッパ時間)より、日本居住者に対する入国制限措置を再適用しました。これは新型コロナウイルス(Covid-19)のさらなる感染拡大を防ぐための措置です。上記の日付以降に日本からドイツへの渡航はビザの有無を問わず、重要な渡航理由があるか、ワクチン接種を完了している場合にのみ可能となります。日本からドイツへの渡航に関する詳細については、添付の案内書とともに連邦内務省のウェブサイトにある、よくある質問(FAQ、ドイツ語および英語)を参照してください。
ドイツへの入国可否は、国境においてドイツの国境管理当局が個々のケースごとにこれを決定します。ドイツの在外公館はこの入国可否の決定に対してなんら影響を及ぼすことはありません。
ドイツ国籍を有する方は、有効な旅券があればいつでもドイツに入国することができます。
引用:ドイツ連邦共和国大使館 総領事館 ページはこちら
このことに関してですが、コロナ禍において試合ができること自体がラッキーなものであることを忘れてはいけないと私は考えています。
それはさておき、試合の内容です。
スタッツを見るとロシアはアベレージ79.63、日本は82.51と日本が上回っています。
また、上がりのチャンスの回数もロシアが5回に対し日本は19回と多く勝利に近づく要素の一つでありました。
注目すべきポイントは100+の回数が日本が9回とロシアの2回よりも大幅に上回っていることです。
試合展開を見ると、日本はスタートダッシュを完璧に決めて3レグを連続でとり4レグ目でロシアにブレイクされるものの5・6レグを18ダーツ・17ダーツで上がりきり勝利を手にしています。
日本はお互いにうまく噛み合ってカバーし合いながら試合を進めていたところがとても印象的な試合でした。
この試合を見た限りではもっと上までいけそうな雰囲気を感じますので、アジア人初の決勝進出を目指して頑張ってほしいですね。皆さんも応援しましょう!!
南アフリカvsスペイン
1回戦の中で最も面白い展開であった試合ではないでしょうか。
スタッツだけで見るとスペインはアベレージ91.24、南アフリカは82.32とスペインが好調で、実際にスペイン代表のJose Justiciaは1回戦での個人アベレージが104.96と素晴らしい数字を出しています。
しかし、ダーツの面白いところでもありますがどんなに早く削ってもチャンスを決め切らないと勝てないのです。
チェックアウト率を見てみると、スペインが26.67%に対して南アフリカは35.71%という結果になっています。
上がるチャンスの回数も14回と15回なので、いかにダブルアウトをヒットできるかが大事になってくるのがよくわかる試合となりました。
実際に試合の中でも、スペインは早く上がり目が出ているもののダブルになかなか入らないことが多かったのですが、南アフリカは抑えるところをきっちり抑えてきた印象があります。
試合展開も先行キープとブレイクを互いにして4-4にもつれ込み、最後は20ダブルを仕留めた南アフリカの勝利となりました。
本当にどちらが勝ってもおかしくない試合内容でしたので、見ることができる方はぜひもう一度見ることをオススメします。
ちょっと遅いけど優勝予想
本当は開催前にやるべきなのですが、私のワールドカップの結果予想をしたいと思います。
- ウェールズ
- ベルギー
- オランダ
- イングランド
の順になるのではないかと予想しています。
1位〜3位に関して難しいですが順当ではあると思います。
個人的にはオーストラリアと日本がベスト4に入ることを願ってはいますが、オーストラリアは準々決勝で当たるであろうウェールズ戦が、日本はドイツを突破した後のイングランド戦が鍵となりランキングとここ最近の大会の成績を考えると負けてしまう可能性が高いのではないかと考えています。
終わりに
2日にかけて第1回戦を全て終了し、強豪ぞろいの2回戦が始まります。
日本は次戦開催国であるドイツとの対戦になりますが、ぜひ勝って最終日に進んでもらいたいなと思います。
日本のレベルもドイツと遜色ないほどになっていますし勝つチャンスは十分にありますので、何度も言いますが応援しましょう!!