鈴木未来がWDF ワールドチャンピオンシップ初戦を突破しました。
2022/1/1~1/9に開催予定であったWDFワールドチャンピオンシップでしたがコロナの影響で延期となり、4/2~4/10に振り替えての開催となっています。
大会の延期については以下をご覧ください。
鈴木未来の初戦がどのようなものだったのか、早速ですが見ていきましょう!
初戦を3−0と女王の貫禄
まずは動画にて試合をご覧ください。
第1セットはお互いにテンポ良く削れていたものの、上がりに苦戦している事が多い印象でした。
1レグ目はお互いに100を連続で出し合い滑り出しは素晴らしかったのですが、上がる時に手こずってしまって
また、3レグ目は残り140と表示されていましたが、レフリーがスコアを修正し130残りになるというハプニングがあったものの、S20→T20→S18と確実に次のラウンドで上がれるようアレンジしていたところに注目です!
第2セットはTurnerもギアが入ってきたのか100+の回数が増えており、実際に2レグ目と3レグ目を連取し2-1としました。
しかし、Turnerは第2セットを取る事ができず鈴木未来が4レグ目を21ダーツ、5レグ目を18ダーツで沈め見事初戦を突破しました。
初戦のスタッツを見てみましょう。
Laura Turner | Mikuru Suzuki | |
Average | 68.89 | 74.35 |
100+ | 12 | 12 |
140+ | 3 | 3 |
180 | 0 | 0 |
Highest Checkout | 56 | 58 |
Checkout Percentage | 16.67 | 30 |
Checkouts | 2/12 | 6/20 |
大きく違いがあるのがチェックアウト関連の数字ですね。
Turnerは80〜90点台の削りが鈴木未来より少なかったことでダブルトライの数に差が出てきており、ダブルが出てもしっかり決め切ることが出来ずレグを取られてしまうパターンが多かったことが今回の勝負の分かれ目となりました。
鈴木未来は2020年のBDO World Championship優勝以来、このレイクサイドの舞台での無敗記録を更新し続けており、このまま今大会も優勝してほしいですね!!
次の対戦は2015年のWorld MasterチャンピオンであるAileen de Graafとの対戦で、日本時間4/8(金)の朝4時からスタートとなっていますので、早起きできる方は是非見ましょう。
おわりに
ここ数年で女性のダーツプレイヤーが活躍するシーンが見られるようになり、実際にPDCもWomen Seriesという名称でイベントを開催しているところからも、今後ますます女性プレイヤーが活躍していくと思います。
Lisa AshtonやFallon Sherrockのように男性プレイヤーと同じ大会に出場して成績を残している女性プレイヤーが出てきていることからも、今後が楽しみです。
本当に、今大会も鈴木未来が優勝することを期待しつつ応援しましょう!!