ダーツを買うときに大体の人がポイントやフライト、シャフトを同時に買うと思います。
特にシャフトを買うときに「Fitの3番」や「Lの330」、「Pro Gripのショート」などと言った言葉を聞いたことはありませんか?
実は、メーカーによって長さの表記がバラバラになっているのでいざ他のメーカーを使おうとしたときに困ることがあります。
そこで、今回この記事で長さ表記がどうなっているか、買うときに判断する方法を書いていこうと思います。
シャフトの長さ表記について
まず、シャフトの長さ表記はメーカーによって違います。
例えば、最初の方にも書いていますが「Fitの3番」や「Lの330」、「Pro Gripのショート」のように番号や数字、サイズで書かれているものです。
これ以外にも、「S, M, L」だったり「A, B ,C …」だったりと実に多くの表現が使われています。
もっと言ってしまうと、「36mm」のように長さが直接書かれている場合もあります。
さらにびっくりなのは、”Medium”と表記されているのに実際にはインビトくらいの長さだった、なんて言うこともあるんです。(流石にこれはなんとかしてほしいですよね…)
同じシャフトではありますが、こんなに表記があるのもなかなか珍しいですよね。
ちなみに、一般的にシャフトの長さを表現する時には「メーカー名+長さの種類」という言い方をしています。
最初の方でちょこっと触れていますが、「Fitの3番」や「Lの330」、「Pro Gripのショート」がそうです。
この表現方法であればダーツ歴が長い人たちはすぐに理解してくれますので、最低限自分のダーツのセッティングに関して言えるようにしておくといいことがあるかもしれません。
シャフトの長さ別対応表
結局わかりづらいのは変わらないので、どの長さが対応しているかの表を作りました。
下のボタンを押すとスプレッドシートで見ることができますので、参考にしてみて下さい。
今回対応表に書いているのはナイロンシャフトでの対応表となっています。
金属シャフトの場合は、メーカーによって長さの表記が変わったりする場合がありますので注意してください。
もし「このメーカーの奴も入れてくれ!」と言ったものがあれば対応しますのでコメントいただけると嬉しいです。
対応表を作ってみて気づいたこと
この表を作ってふと気づいたのは、成型フライトのものか紙フライトのものかで大きな違いがあり、成型フライトは長さの表記が短く、紙フライトは長さの表記が長くなっているのです。
というのも、成型フライトはシャフトのネジ山の付け根〜フライトを差し込む溝の根本をシャフトの長さの基準として使用しているようです。
これは、ネジ山と差し込む溝がそれぞれバレルとフライトに使われるため実質的にシャフトの長さとしては画像の部分だけとなるためでしょう。
一方、紙フライトの場合はネジ山の付け根〜シャフトの先端までの表記になっています。
これがなぜそうなっているかという確かな理由はわかりませんが、おそらくダーツケースにフライトを外してしまうのが普通だった頃の名残なのではないかと私は予想しています。
理由が分かり次第改めて書きます。
成型フライトと紙フライトでの対応方法
成型フライトから紙フライトへ、もしくは紙フライトから成型フライトへ変えてみようと思った時は対応表を見ながら買っていただくといいのですが、海外メーカーのものでシャフトによっては表記と実際の長さに誤差がある場合があります。(Mediumと書いてあるのに、インビトの長さになっている)
この時は長さに注目して買うようにしてください。
成型フライト用シャフト→紙フライト用シャフトなら+15mm、紙フライト用シャフト→成型フライト用シャフトなら-15mmすると大体対応している長さかどうかわかるので試してみてください。
私も実際にシャフトを購入しようと思った時に間違えそうになったので本当に注意しながら買いましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
地味な部分ではありますが、メーカーによって本当に微妙な差が出てきている部分なので購入する際に少し気にかけておくといいかなと思います。
ダーツの飛びやリリースのしやすさなど影響する部分はとても多いので、なるべく多く試して自分に合った長さを探してみてください!