ダーツに使える?スキャプラプレーンとは

ダーツを投げる時に腕や肘を痛める人は多いと思います。

怪我してしまうと今後の投げ方やダーツへのモチベなどに良くない影響を与えてしまう可能性があるので、できれば避けたいですよね。

いかに体を楽な状態にできるか、と言うのは他の競技に比べてあまりパワーを必要としないダーツにおいてはとても重要ではないでしょうか?

そんな中で、体を楽な状態にする一つの方法として”スキャプラプレーン”と言う言葉を見つけましたので、今回はそれを紹介したいと思います。

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スキャプラプレーンとは?

スキャプラプレーンを直訳すると「肩甲骨面」となります(scapularが肩甲骨、planeが面)。

肩甲骨は胸郭上の表面にのっており、前額面(おでこ)に対して肩甲骨が約30~40度の位置にいる時にスキャプラプレーンと言います。

下の画像を見ていただくとわかりやすいかと思いますので、そちらをご覧ください。

引用: https://note.com/kentainoue96/n/nb796d3387fcf

スキャプラプレーンは関節を構成するパーツのバランスが安定し、上腕骨の捻りによるストレスがかかりにくくなります。

そのため、スキャプラプレーン上に腕がある場合、腕がとてもスムーズに動きます。

腕の動きについては以下の動画をご覧ください。

 

ダーツへの応用?

先程の動画をご覧になるとわかると思いますが、ダーツをセットアップする際にこの動きを用いれば楽にできると思いませんか?

このスキャプラプレーン上にダーツをセットアップすることが出来ると、体幹の力が伝わりやすくなり、より簡単にダーツを飛ばすことが出来る可能性が高いです。

とはいえ、自分に合ったスキャプラプレーンの位置を見つけるのはそう簡単ではないようです。

と言うのも、スキャプラプレーンは腕の上がり具合や胸の張り具合によって適切な角度が変化していく(猫背だったりすると角度が変わる)ため、自分の腕をどこまで上げるのか、どの角度が1番負担のない場所なのかと言うのは人によって変わってしまうのです。(角度が約30度〜40度と表現しているのもそのためです。)

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適切な角度はどこ?

自分のスキャプラプレーンの適切な位置は自分で見つけなくてはいけませんが、あくまでも参考という前提で適切な角度についてお話しさせて頂きます。

気をつけの姿勢の時の腕の状態を0°(挙上)として、頭上から見て腕を体の真横に伸ばした時の状態を0°(水平内転)とした時の適切なスキャプラプレーンの位置を表にしましたので、参考程度にご活用ください。

挙上水平内転方向の角度
30°30°
60°45°
90°〜60°

このことから考えると、ダーツをする上では、水平な移転方向に45°〜60°の中に自分の適切なスキャプラプレーンの位置がありそうです。

実際に日本や特にPDCの選手達のスタンスを見てみると、腕の伸びる方向が体の真横である事例がほぼないことから、少なくともスキャプラプレーンが自然と楽な位置にある可能性はあります。

例えば、ダーツの神様“Phil Taylor”のフォームを見てみましょう。

再生ボタンを押すとちょうど真上から見たところから始まるのですが、彼のスローをみると上腕(肩から肘の間の部分)が左側に入っていますよね。

体は横向きですが、彼の効き目が左目であることや、猫背であることなどから肩甲骨と腕の位置関係は最終的に約30度近くの角度がついています。

さらに、私はダーツを投げるリズムが早いプレイヤー(Michael SmithやRicky Evansなど)は特にスキャプラプレーン上に腕が伸びているのではないかと考えています。

特に投げるテンポが速い選手ほど腕の動きにスムーズさが必要になるので、よりスキャプラプレーンと腕の位置関係は最も負担の少ない位置になっていると予想しています。

スキャプラプレーンの確認方法としてヨガがベスト?

スキャプラプレーンの位置について、一番身近に感じやすいものがあります。

それが、ヨガです。

ヨガは本来『心を安定させるために、瞑想しやすい安定した体勢をとる』ことが目的なのですが、ダーツをする上で『心の安定』と、『安定した姿勢』と言うのはとても魅力的ですよね。

そんなヨガで自分のスキャプラプレーンの位置を見つけられるようなので、詳しいことは以下の記事を読んでみてください。

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例外もちゃんとある

ここまで話したスキャプラプレーンですが、例外もあります。

それは、村松治樹のように真横をイメージしている選手達でしょう

中国にあるTARGETの工場にて・・・

⚡⚡村松治樹選手のスゴ技が・・・!!!⚡⚡

※この動画は数年前に工場を訪れた時のものです🎥 pic.twitter.com/pfZm1fTW5v

— TARGET SPORTS JAPAN (@TargetDartsJP) March 13, 2021

体が真横一直線というのもなかなかいないと思うので、もしも目指す方がいらっしゃれば一度真似してみてもいいかもしれません。

おわりに

執筆時点では、本当にスキャプラプレーンがダーツに好影響であると私は言い切ることが出来ません。

ですが、多くの選手達は無意識のうちに体の負担が少ないようにしていて、自然とスキャプラプレーンの位置が取れているだと思います。

実際にスキャプラプレーン上でのダーツの投げやすさを体感出来るようになってから改めて詳しく書こうと思います。

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