ダーツに関するメーカーは多くありますが、伝統あるUnicorn、最先端を行くTartgetと並ぶWinmauが新商品発表会を行いました。
WinmauはUnicornやHarrowsのように昔からあるダーツメーカーですが、デザインやバレルのカットは新しいものを取り入れるといった、まさに温故知新を体現した素晴らしいメーカーです。
そんなWinmau Launchを見ていきましょう!
Winmau Launchを見よう!
2021/10/27の日本時間20時にWinmau Launchが始まりました。
YouTubeライブにて約1時間ほどの放送で、Paul NicholsonやMark Websterを含め4人出演していました。
実際の動画を貼りますのでこちらをご覧ください。
今回の目玉商品
今回発表された商品はとても多いのですが、その中でも1番注目すべき商品は
Blade 6 シリーズ
です。
TargetやUnicornの新商品発表会でそれぞれ新しいボードを発表していましたので、Winmauも新しいボードの発表があるのではないか?と予想していましたが、予想通りに発表されました。
Blade 6 シリーズをより詳しく見てみよう
今回発表されたBlade 6 シリーズですが、Blade 5 シリーズに続くBlade 6とBlade 6 Dual Coreと新しく開発されたBlade 6 Triple Coreの3種類が発表されました。
また、ワイヤーを従来のボードよりも細くしボードの表面側のワイヤーに角度をつけることによってバウンスアウトの確率を下げつつ最大のスコアリングを実現した商品となります。
特にブル周辺のワイヤーはより硬く、より細いワイヤーにすることで従来のボード以上に刺さりやすいボードにしています。
また、ワイヤー周りの麻の圧縮具合が従来のボードだとワイヤーの内側に圧力がかかるため硬くなりやすくなってしまっていましたが、Blade 6ではワイヤーの外側に圧力がかかるようにして刺さりやすさと耐久度を向上させています。
私の中でこの技術はブルのバウンスアウトを劇的に減らすことにもつながる素晴らしい技術だと思っています。
最近の試合で起きたことですが、Gerwyn Priceが82をブルから投げて弾かれてしまったシーンがありました。
最終レグで相手も上がれる状況だったので、1本目がバウンスアウトというのはとても厳しい状態になってしまいます。
結果としてPriceは上がれず負けてしまいました。
このようなことが起きないためにも、ボードのワイヤーの改良がされたのは高評価間違いなしでしょう!!
ボードを設置するときにはボードと壁の隙間を均一にしないといけないのですが、Blade 6 には隙間を調整するためのパーツがついているのでより簡単にボードの設置ができる素晴らしいボードになっています。
現在はOnline Darts Live LeagueにてBlade 6 Triple Coreが使用されているようです。
いずれWDFの大会標準ボードになるとは思いますので、今後多く使用されることに期待しています!
Martin Adams gets off to a flyer with a comfortable 4-0 victory over Mike Gillet.#ODLiveLeague
🎯 Next up is Niall Culleton vs Shaun Griffiths.
Tune in live below
🖥👉🏻 https://t.co/l7cpejJuI6 pic.twitter.com/iTo0cLXXzL
— Online Darts Live League (@DartsLiveLeague) October 28, 2021
おわりに
今年のWinmau Launchは他社のLaunchに比べて発表された商品が多く、とても充実した発表会だったと思います。
ボード以外にもバレルやシャフト・フライト・ゲームシャツ・ボードライトなど様々な商品が発表されましたが、皆さんは気になった商品はありましたでしょうか?
私は、フライトとシャフトが気になっているのでそれを購入して試してみようと思います。(本当はダーツボードを照らすライトも気になるのですが、我が家にボードを設置できないので購入は断念します…)
品質で言えば他のダーツメーカーに負けない素晴らしい商品ばかりなので、気になったものがあればぜひ購入してみて下さい!!