ハードダーツやるのにコンバージョンはアリか?おすすめも紹介

「ハードダーツをやってみたい!」と思う人が少しずつ増えてきたのかなと感じるようになりましたが、「ソフトダーツやってるし、ハードダーツを改めて買うのもなぁ」と思う人もまた多いのではないでしょうか?

そんな時にはコンバージョンを使用することで解決出来ます!

しかし、『コンバージョンを買うのもいいけど、やるならハードダーツ買った方がいい』と言う意見もあり、どっちがいいのか悩む人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は『ハードダーツするのにコンバージョンでもOKなのか?』という疑問についてお話ししていこうと思います。

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コンバージョンとは?

その前に簡単にコンバージョンを説明すると

ソフトダーツをハードダーツで遊ぶために使う金属製の硬いチップ

のことです。

ハードダーツでは麻でできた的を使用するのですが、ソフトダーツ用のチップを使うとボードの劣化が早くなってしまうので、ハードダーツをする時はコンバージョンを装着する必要があります。

ソフトダーツのポイントをつける部分の穴の規格に合わせて、コンバージョンも

  • 2BA
  • 4BA
  • No.5

の3種類が用意されています。

ハードダーツでコンバージョンはアリか?

早速本題となりますが『ハードダーツでコンバージョンはアリ』なのかどうか。

結論を言えば、

ハードダーツをする上でコンバージョンはアリだが、ハードダーツで遊んだほうがより楽しい

です。

コンバージョンで投げていようとルール違反なんてことはありませんし、大会にコンバージョンで出場するプロ選手もいるくらいなので気にする必要はありません。

『それなら別にコンバージョンでいいや』となる前に、私としては一度ハードダーツ用のバレルを購入して遊ぶことを強くおすすめしたいと思います。

というのもハードダーツをする上で、コンバージョンを使うことによって起きるメリット・デメリットがあるのです。

ですので、まずはコンバージョンのメリット・デメリットを見てから改めてコンバージョンを使うかどうかを考えてみてください!

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コンバージョンのメリット

まず初めにコンバージョンのメリットですが

  1. ソフトダーツを持っていればコスパ良く遊べる
  2. 持ち運ぶときにかさばらない
  3. ソフトダーツに近い感覚で投げることもできる

の3つが挙げられます。

順を追ってお話ししていきます。

ソフトダーツを持っていればコスパ良く遊べる

コンバージョンの最大のメリットと言ってもいいことですが、コンバージョンはソフトダーツを既に持っているのであれば買うことを検討してもいい商品です。

というのも、執筆時点でコンバージョンはどんなに高くても¥2,000を超えることはありませんし、多くのコンバージョンは¥1,000を切る値段で販売されています。

もっと言ってしまえば、長くダーツを嗜んでいる方から使わなくなったコンバージョンをもらえる可能性もあります。(だからと言って、クレクレしてはいけません)

ですが、ハードダーツをもう1セット用意しようとなると最低でも¥4,000〜¥5,000はかかってしまします。

『ハードダーツを始めてみようかな?』と思う人にとっては、必要以上にお金をかけずにハードダーツで遊ぶことが出来るのは大きなメリットになり得ます。

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持ち運ぶ時にかさばらない

コンバージョンはソフトダーツのチップとほぼ変わらないサイズ感です。

ですので、ソフトダーツ+ハードダーツの2セット持ち運ぶより持ち運びが楽です。

自分が普段からチップケースなどで持ち運んでいれば、その中にコンバージョンをしまっておいてもいいと思いますし、ダーツケース自体にポイントをしまえたりするものもありますので、『何セットもダーツを持ち運びたくない』という方はコンバージョンを考えてみてもいいでしょう。

重いダーツを投げなくて済む

人によってはハードダーツだと重すぎて投げられない、ということもあると思います。

近年ソフトダーツもボードの質が上がり、選手達のハードダーツ志向も相まってバレルがだんだん重くなっているとはいえ、ソフトダーツとハードダーツでは決定的に重さや重心の位置が違います。(重心の位置は持った時に重さの感覚に大きく影響します)

ですので、初めてハードダーツを投げた時に『なんか感覚が違うなぁ?』なんてことも経験したことがあるのではないでしょうか?

コンバージョンを使えば、ソフトダーツの時とほぼ変わらない感覚で投げることも出来ますし、極端に重さの違いを感じることも少なくなるので、特に初めてハードダーツを投げる人は一度試してみるのもアリだとは思います。

コンバージョンのデメリット

ここまでコンバージョンのメリットを見てきましたが、もちろんデメリットもあります。

それは、

  1. バレルの消耗スピードがあがってしまう
  2. ソフトダーツの感覚とハードダーツの感覚の違い
  3. コンバージョンを無くしやすい

の3つです。

順番にお話ししていきます。

バレルの消耗スピードが上がってしまう

ダーツをしていれば、バレルやシャフト・フライトなどの消耗は避けられません。

これは仕方がないことではありますが、グルーピングが良くなればなるほどダーツ同士がぶつかってしまうことは避けられません。

ですので、バレルはもちろんのことフライト・シャフトも消耗していってしまうのですが、その状況でハードダーツもソフトダーツで使っているものをそのまま使うなると、さらに消耗が激しくなり出費が増えること間違いなしです。

ハード用にもう1セット同じソフトダーツを買って使ったり、フライト・シャフトをハードダーツ用にもう1セット用意してわざわざ交換するくらいならハードダーツを1セット買って使い分ける方が長い目で見ればコストを低く抑えられる可能性が高いです。

このデメリットをを踏まえた上でソフトもハードも同じダーツで投げることを決めているのであれば別ですが、基本的にはソフト用とハード用とで使うダーツを分けることをオススメします。

ソフトダーツの感覚とハードダーツの感覚の違い

メリットの方で若干触れている部分ではありますが、ソフトダーツとハードダーツでは投げる感覚のズレが確実に生じます。

具体的にはソフトとハードのバレルの重さ、ポイントの素材、ネジ穴の深さなどが違いとなって、投げる時の感覚のズレが起きているのですが、それもそのはず。

『ソフトダーツとハードダーツは全く別の競技である』とダーツの世界大会で16回優勝したフィルテイラーも話しているくらいですから、ソフトダーツとハードダーツは本当に大きな違いがあるのです。

そう考えると、違う競技なのに同じ道具を使う必要はないですよね?

これはコンバージョンを使用する場合でも同じことが言えます。

ポイント部分の長さや材質が違うとダーツ全体のバランスが変わり、例えばカーボン製のコンバージョンは非常に軽く、ソフトダーツのチップとほぼ同じように投げられますが、チタン製だと重くなるなどがあります。

そうなると、使っているダーツが”ソフトで合っている”としてもコンバージョンをつけた状態ではまた違う可能性は非常に高いです。

いくらソフトダーツに近いといえでも全く同じになることはないので、その点については頭の片隅でもいいので覚えておきましょう。

コンバージョンを無くしやすい

これは特にお酒を飲みながらダーツをする人に注意してほしいのですが、コンバージョンは小さいので着脱している時に無くす可能性が非常に高いです。

またコンバージョンは1セットあれば十分であるが故に、1つでも無くしてしまったらその場でハードダーツを続けられないなんてことも…

お店によってはコンバージョンも販売しているところがありますので、その場しのぎで買うこともできますが、正直買いたいと思う人は少ないのではないでしょうか?

そういう意味でも、無くしてしまった時のリスクが比較的高くなりがちなのでコンバージョンのデメリットの一つに挙げました。

おすすめのコンバージョン

メリット・デメリットを見た上で『コンバージョンを買う!』と決めた方には、おすすめのコンバージョンを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ダイナスティ コンバージョン タイプW DYNASTY Conversion Point type-W
5

ネジ山部分にタングステンを使用しており、ポイント部分も普通のポイントと同じもので出来ているため、ハードダーツにより近い感覚でダーツを投げられるコンバージョンポイントです。

コンバージョンでハードダーツの感覚を味わうならこれをオススメします!

One80(ワンエイティ) RE-FLEX Conversion Point(リフレックスコンバージョンポイント) ver.2 TYPE-B (ダーツ コンバージョンポイント)
4

One80が発売するリフレックスポイントがついたコンバージョン。

リフレックスポイントはポイント部分が非常に細く作られよくしなるのが特徴で、ハードダーツをソフトダーツのように楽しみたい人向けの商品です。

今回紹介しているコンバージョンは、いずれも2BA規格のものになります。

注意点として、ソフトダーツで4BAもしくはNo.5を使用している方はそもそもコンバージョン自体が非常に少なく、いずれコンバージョン自体が生産終了になってしまう可能性が高いです。

当てはまる方は、コンバージョンを探す労力を自分の好きなハードダーツを探す方に当てた方がいいかもしれません。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。

私個人としては『ハードダーツやってみたいな…』と思う方は、ぜひハードダーツを購入して遊んでほしいなと思いますが、コンバージョンを選択することを否定するつもりは全くありません。

今回の内容を簡単にまとめると、

ハードダーツにコンバージョンはアリだが、ハードダーツで遊んだ方がより楽しい

です。

この記事を読んで『コンバージョンにするかどうか』迷った人は、

  • ちょっと試したいな、と思う方はコンバージョン購入
  • ハードダーツ楽しいな!と思う方はハードダーツ購入

で判断するといいと思います。

コンバージョンだろうとそうでなかろうと、ダーツを楽しめるのであればそれでOKです!

皆さんもコンバージョンにするかどうかを決めたら、早速投げに行きましょう!!!

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