Grand Slam of Darts 2021を見よう!

Grand Slam ©︎ 2021 onlinedarts.com

年末に向けて多くの試合が開催されますが、そのなかでも最大級の大会であるGrand Slam が開催されます。

年末のWorld Championshipや、シーズン序盤に開催されるPremiere Leagueとも並ぶほど人気な大会を楽しむためにも、事前に情報を知って観戦しましょう!!

早速ですが、Grand Slamについてや注目ポイントを話していきます。

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Grand Slamの概要

まずはGrand Slamについてです。
この大会は2007年から現在まで開催されており、PDC主催の大会でも特別な大会です。
特別である理由が、PDCの大会は原則PDCツアーカードを保持している選手の参加可能なのですが、この大会はBDOという別のダーツ団体の選手も参加して1位を争う大会だからです。

同じダーツの団体ではありますが、世界一の選手を決めるWorld Championshipを別々に行なっているため、真の最強プレイヤーを決める大会として最も重要な意味を持つ大会なのがGrand Slamです。

2020年にBDOが解散してしまっているので今は単純なPDCのビックイベントの一つとなっています。
しかし、その歴史的な意味を含めてGrand Slamは出場するのはとても名誉な大会であります。

また、今大会のトロフィーには“Eric Bristow Trophy”と名称がついており、ダーツ界のレジェンドの名前がついた特別なものになっています。

日時・場所

開催は2021/11/13~11/21の9日間にかけて開催されます。

開催場所はWolverhamptonのAldersley Leisure Villageで行われます。

Wolverhamptonといえば、サッカーチームのWolverhampton Wanderersで有名ですね。
プレミアリーグでもポルトガル人選手が多く在籍していることが特徴で、特に若手選手に注目したいチームです。

ウルブスのロゴ ©︎wikipedia

サッカーの話は置いておきましょう。
開催地は2007年からWolverhamptonで開催されています。
今年度はコロナウイルスの影響もあり、開催地の変更を余儀なくされる大会がありましたので、今大会の場所変更がなく安心しています。

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出場選手

執筆時点で分かっている出場選手は以下の通りです。

出場選手は全員決まり次第追記します。

※2021/10/25追記
Women’s Seriesからの出場者でLisa Ashtonが追加されました。

※2021/11/7追記
組み合わせが発表されました!
発表の様子が動画になっていますので、こちらをご覧ください。

※2021/11/11追記
Dimitri Van den Berghがコロナウイルス陽性のため欠場となり、代わりにChris Dobeyの出場が決定しました。
残念ですが、Dimitriの回復とChrisの活躍を祈りましょう。

出場条件は、2020年のGrand Slamで優勝したJose de Sousaにつづき、2021年度の各大会での優勝者、PDC Challenge Tour、 Development Tour、 Women Series、 World Youth Championshipの優勝者(大会によっては準優勝者も)など成果を残した選手のみ出場が許されるというものです。

Premier League of Dartsと同じかそれ以上の厳しい出場条件であるが故に、Grand Slamの出場は名誉が伴う素晴らしい大会です。

大会形式・賞金

大会形式は、予選としてグループ内総当たり戦をポイント制で行い、各グループ上位2名が本選のトーナメントへ出場します。

ポイントが同点の場合は、得失レグ数・直接対決の結果などで決まります。
2位と3位で同点だった場合は、ナインダートシュートと言って9本のダーツでより得点が多い方を勝ちとする方法で決めます。

レグ数は以下の通りになります。

グループステージbest of 9
ベスト16best of 19
ベスト8~決勝best of 31

他のPDCの大会に比べて本選のトーナメントのレグ数は多いですが、様々な試合展開を見ることができるので選手たちの戦い方に注目したいところです。

賞金は総額£550,000となります。

この大会はPDCオーダーオブメリットに影響しない大会ですが、賞金規模が大きいので出場選手は是が非でも勝ちたいでしょう。

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注目ポイント

ここからはGrand Slamを見る上で注目したいポイントを話していきます。
試合を見る前に一度目を通して置くとより楽しめるかもしれません。

BDOが解散してから初のGrand Slam

Grand Slamの説明でも触れましたが、PDCと対をなすダーツ団体であったBDOが2020年になくなりました。

その分、今回は他のPDCイベントに出場枠を設けて競わせることになったので、追加枠で出場する選手には期待しています。

特に、World Youth Championship優勝のBradly BrooksとWomen SeriesからのFallon Sherrockの2人は要注目です!!

画像はFallon Sherrock ©︎2020onlinedarts.com

また、2021年は本当に若い選手の台頭が目立ってきていますので、そこも注目しながら見ていただくと面白いかもしれません。

Joseの2連覇

昨年のGrand Slamにて突如優勝を果たしスーパースターの一人となったポルトガルのJose de Sousaが連覇を達成できるかは注目したいポイントです。

2021年時点でGrand Slamで2連覇以上を果たしてる選手は、Phil Taylor・Michael van Gerwen・Gerwyn Priceの3名のみです。

PDCオーダーオブメリットで1位になったことのある選手達(Priceは2021年時点で1位)のみが連覇を果たしているので、もし連覇達成等なったら彼らと実力が並んだことに…?(そう単純なことではないです)

Wolverhamptonはサッカー的にポルトガルにとても縁がある場所なので、もしかすると同じポルトガル人の彼にとっても相性がいいのかもしれませんね。笑

誰が優勝するか

今年度のPDCは本当に優勝予想が難しくなっています。
誰もが優勝する可能性があるので1人に決めるのは難しいですが、私が予想するのは

Dimitri Van den Bergh

です。

©︎ 2021 onlinedarts.com

 

若い選手ではありますが、長いレグ数の試合で高水準の成績を残しているので今大会でも大活躍すると思います。

今この記事を読んでいる皆様もぜひ予想してみて下さい!!

※2021/11/15追記

Dimitri Van den Berghはコロナウイルス陽性のため欠場となりました…
タイミングがあまりにも悪いですが、しっかり治してWorld Championshipには確実に出場できるよう祈ります。

おわりに

2021年も終わりに近づくと同時に、ダーツの盛り上がってきています。

Grand SlamもWorld Championshipに負けないほどの素晴らしい大会ですので、ぜひ大会を観戦しましょう!!

ちなみにGrand SlamはDAZNから見れますので、DAZN加入しているor無料お試し期間中の方は絶対に見逃さないようにして下さい。

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