9月12日に日本を代表するダーツプレイヤーである鈴木未来がPDC Women’s Series に挑戦することを自身のYouTubeチャンネルで発表しました。
知識をある程度つけてみんなで出場する選手を応援しましょう!!
大会について
いきなり”Women’s Series”とか言われても、何のこっちゃ?という人が大半だと思います。
ですので、”Women’s Series”という大会について簡単に説明していきます。
PDC Women’s Series Eventsってなに?
PDC Women’s Series Eventsは(以下Women’s Series)2020年から始まった大会で、年末に行われるWorld Darts Championshipの出場権を賭けた女性のための選考大会です。
2020年次はGland Slam of Dartsの選考大会を別に開催していたのですが、2021年大会からWomen’s SeriesでGland Slamの出場権を獲得できるようになりました。
いつ、どこでやるの?
2020年度の試合日程は以下の通りです。
開催日時 | 開催場所 |
9月25日 | Marshall Arena, Milton Keynes |
9月26日 | Marshall Arena, Milton Keynes |
10月23日 | Barnsley Metrodome |
10月24日 | Barnsley Metrodome |
開催地であるMarshall ArenaとBarnsley Mertodomeの詳しい場所はマップで確認してみてください。
本来は8月28日・29日にWomes’ Seriesはドイツで開催される予定でしたが、エントリー者数が22名と少ない上にエントリーしたのがイギリスからの出場者がほとんどであったため大会が中止となり、その分を上記の日程に組み込んで開催する流れとなりました。
各年度の日程・場所は基本的にPDC公式ホームページに載っていますので、気になる方はそちらを見てみてください!
誰が出場するの?
執筆時点では出場者が公式で発表されていないため、発表され次第追記します。
※9/23追記
出場者が発表されました。
鈴木未来はもちろんのこと、Fallon Sherrock、Lisa Ashtonなどの名プレイヤー達もエントリーリストに名前がありました。
他にもAnastasia Dobromyslova, Trina Gulliver, Corrine Hammond, Deta Hedman, Maria O’Brien , Lorraine Winstanleyなどもエントリーしています。
こちらもPDC公式ホームページに記載されますので、確認してみてください。
賞金
賞金は12大会の総合成績ではなく、各大会での成績に応じて出ます。
各大会で出る賞金の金額は以下のようになっています。
優勝 | 1000ポンド(約15万円) |
準優勝 | 600ポンド(約9万円) |
ベスト4 | 400ポンド(約6万円) |
ベスト8 | 250ポンド(約3.3万円) |
ベスト16 | 100ポンド(約1.5万円) |
ベスト32 | 50ポンド(約7500円) |
注目ポイント
大会の概要がわかったところで、今大会の注目ポイントです。
誰がGland Slam of DartsとWorld Championshipの出場権を獲得するのか
この大会の目的でもあるGland Slam of DartとWorld Championshipの出場権を一体誰が獲得できるかは注目です。
2020年時点でのWomen’s Seriesに出場した選手たちのオーダーオブメリット(獲得賞金ランキング)で見ると、Lisa AshtonとDeta Hedmanが出場を決めています。
ですが、Fallon SherrockはHedmanと獲得賞金は同額なのですが、取得レグ数で出場ならずという結果になっているので彼女のリベンジに期待です。
私の予想はLisa Ashtonと鈴木未来が出場権を獲得すると予想しています。
皆さんもぜひ誰が出場権を勝ち取るか予想してみてください!!
鈴木未来がどこまで行けるか
読んでる方は1番気になることだと思います。
2021年はコロナの影響もあり日本で開催される大会が少ないですが、鈴木未来は順当に成績を残しています。
FIDO ONLINE CUP WOMAN 2021 TOURでは堂々の3連覇中、FIDO ONLINE PREMIUM LEAGUEではTARGET選手の中でもコンスタントに出場しつつPREMIUM LEAGUEプレーオフ進出に貢献しています。
Women’s Seriesでも活躍を期待したいですね。
読んでくださっている皆さまも一緒に応援しましょう!!!
1日に3回のトーナメント戦がどのように影響するか
大会について説明した際に触れていますが、本来は8月末にドイツで行われる予定だった日程を他の日程に割り振ったことで1日に3回分トーナメントを行うことになりました。
2回のトーナメントでも十分に大変なのですが、それを3回×2日行うという決定は選手達のコンディションの維持をさらに難しくしそうです。
どの選手も同じ条件になるとはいえ、大会がより厳しいものになることは予想できます。
Women’s Seriesもまだ2回目で試しながら開催されていると考えると様々なパターンで開催して徐々に形にしていくことは決して悪いことではありませんが、選手の負担も少しは考慮して8回のトーナメントで出場権獲得を争ってもいいのではないかと私は考えています。
様々な意見があっていいと思うので、ダーツ仲間と話題の種の一つとして話してみてください。
おわりに
ここ数年でPDCが女性プレイヤーに力を入れてきたな、と感じるようになりました。
これからももっとPDCが盛り上がるためにも、女性プレイヤーの活躍は重要なポイントになると私は信じています。
ですので、女性プレイヤーが参戦できる大会が少しずつ増えていくことをとても楽しみにしています。
自身のYouTubeチャンネルにて出場表明をしている鈴木未来を応援しましょう!!
もちろん鈴木未来だけでなく日本人が出場する大会をこれから応援していきたいので、皆さんも一緒に応援していきましょう!!
がんばれ!