ワールドカップもついに最終日を迎えました。
今期最強のペアは誰なのか、早速見ていきましょう!
オーストラリアが優勝!偉業を達成する
2012年のワールドカップで、サイモン・ウィットロックとポール・ニコルソンペアで出場したオーストラリアは、決勝の舞台に上がりサドンデスになるほどの激闘の末イングランドに敗北し準優勝で終えました。
そこから10年の時を経て、オーストラリアは遂に優勝することができました。
ベスト8ではベルギーと対戦し、シングルでは接戦だったもののダブルスでは109.31と素晴らしいダーツを見せています。
準決勝では最大のライバルと言っていいイングランドとの対戦。
初戦のデーモン・ヘタvsマイケル・スミス戦は序盤マイケルが先行し3−1とするも、5レグ目からデーモンが反撃開始と言わんばかりに3レグ連取してオーストラリアが勝利を収めました。
2回戦目のサイモン・ウィットロックvsジェームズ・ウェイドはサイモンが終始圧倒し見事ホワイトウォッシュを達成、4−0で勝利したため、トータル2−0で決勝進出を決めました。
決勝は初戦にデーモンがガーウィン・プライスを4−0、2戦目をサイモンがジョニー・クレイトンを4−2と倒し、優勝に王手をかけました。
3戦目のダブルスはオーストラリアが少し有利な状態であったものの、最終レグまでもつれ込み、ウェールズが48残りをしっかり3本で上がり望みをつなげます。
しかし、4戦目でデーモンが序盤を2−0でリードして相手に流れを持っていかせず、最終レグ5ラウンド目にD16を1本で決め、トロフィーを手に入れました。
このオーストラリア優勝は、PDCワールドカップ史上ヨーロッパ以外の国で初めて優勝した国として歴史に名を残す偉業となります。
改めて、おめでとうございます!!
ベスト8〜決勝までの結果
Quarter-Finals
Netherlands 2-0 Northern Ireland
Singles One: Danny Noppert 4-2 Daryl Gurney
Singles Two: Dirk van Duijvenbode 4-3 Brendan Dolan
Wales 2-0 Germany
Singles One: Gerwyn Price 4-0 Martin Schindler
Singles Two: Jonny Clayton 4-2 Gabriel Clemens
Belgium 1-2 Australia
Singles One: Dimitri Van den Bergh 4-2 Damon Heta
Singles Two: Kim Huybrechts 3-4 Simon Whitlock
Doubles: Belgium 0-4 Australia
England 2-0 Scotland
Singles One: Michael Smith 4-0 John Henderson
Singles Two: James Wade 4-1 Peter Wright
Semi-Finals
Wales 2-0 Netherlands
Single One: Gerwyn Price 4-1 Danny Noppert
Singles Two: Jonny Clayton 4-2 Dirk van Duijvenbode
England 0-2 Australia
Singles One: Michael Smith 3-4 Damon Heta
Singles Two: James Wade 1-4 Simon Whitlock
Final
Australia 3-1 Wales
Singles One: Damon Heta 4-0 Gerwyn Price
Singles Two: Simon Whitlock 4-2 Jonny Clayton
Doubles: Australia 3-4 Wales
Singles Four: Damon Heta 4-2 Jonny Clayton
おわりに
国別で戦い、ダブルスがある唯一性が高い上に面白いワールドカップも終わりました。
残念なことに、2022ではアジア勢が誰も2回戦に出場することが叶いませんでしたが(オーストラリアはオセアニア枠ですよね…?)今後の活躍に期待しましょう。