10/3~9の1週間行われた2021ワールドグランプリも終わりました。
激闘の末、見事Jonny Claytonがマスターズ・プレミアーリーグに続いて今季3度目のメジャータイトルを獲得しました。
今回はJonny Claytonの優勝と、ワールドグランプリ決勝戦の内容をみていこうと思います。
Jonny ClaytonのPDCオーダーオブメリットが7位に上昇
今大会はPDCオーダーオブメリット(以下OoM)に影響する大会で、Jonny ClaytonはOoM14位だったのを一気に7つあげて7位になりました。
8位のJose de Sousaとは約6,000ポンド差とそこまで開いていないものの、上位8名に名を連ねることに成功しています。
2020年のワールドカップでGerwyn Priceとともに優勝して以来、素晴らしい成績を残しているClaytonはまさしく2021年に生まれたスーパースターと言っていいでしょう。
OoMのランキングはJames Wade、Dimitri Van den Bergh、Gary Andersonが400,000ポンド台で固まっており、より上位に入るのもあと1、2年ほどでしょう。
決勝の内容
まずは、ハイライトをどうぞ
ワールドカップではチームメイト同士であった彼らも大会ではライバルとして戦い、勝っても負けてもお互いを讃えあう姿はどのダーツプレイヤーも見習うべき姿だと思います。
そんな二人の対決を見ていきましょう!!
Claytonの圧倒的スタッツ
まずはこちらをご覧ください。
GO JONNY GO!
Jonny Clayton pulled out the performance of the tournament to win the @BoyleSports World Grand Prix.
The Ferret wins the @toyotires_uk Performance of the Night.👏 pic.twitter.com/Ilpi2jAFrG
— PDC Darts (@OfficialPDC) October 9, 2021
この本当にダブルインスタートのゲームなのか?と疑いたくなるような圧倒的なスタッツです。
アベレージも99.41とオープンインでもありそうなスタッツを出していますし、上がりも44.74%と3分の1以上の確率で上がっています。
中でも注目すべきはスタート成功率です。
脅威の60%越え。半分以上の確率でダブルインを成功させているということですが、調べると決勝戦でClaytonが1ラウンド目からスタートできなかったのは全体を通して1レグのみでした。
これはさすがのPriceも勝つのは厳しかったでしょう。
今大会最高のゲーム、決勝戦3セット目
まとめ
今回は短い記事ですが、いかがでしたか?
今後のダーツ勢力にイングランド・オランダに加えてウェールズが入ってきてよりダーツのレベルが上がりそうな未来が見えます。
10/14~17にEuropean Championship、10/29~31にWorld Series of Dartsと大きな大会がどんどん開催されます。
選手達の疲労も考えると難しい日程となっていますが、それでも素晴らしいダーツを魅せてくれると信じて大会を楽しみに待っていましょう!!