2022 Premier League of Darts 9節目

プレミアリーグも9節目となりました。

以前のプレミアリーグでは、8節が終了時した時点でプレミアリーグ内でのランキング下位2名が脱落する「審判の日」を迎えてからの初戦となり、新たに残った選手で総当たりを行うという形式ですが、今回は16節全てがミニトーナメント形式で脱落なしなので、ある意味で緊張感やワクワク感は少ないかもしれません。

ですが、今回もあの男がやってくれましたので早速試合結果と内容を見ていきましょう!!

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Michael van Gerwenが2022プレミアリーグ3回目の優勝!

まずはハイライトをどうぞ!

MvGが2022プレミアリーグ3回目の優勝を飾り、現在プレミアリーグ内のランキング1位を継続しています。

初戦はGary Andersonがコロナ陽性により欠場となったため、準決勝からのスタートとなりました。

Andersonもここ最近復調しつつある中でのコロナ感染はとても残念なニュースですが、いち早く回復してPDCの舞台で姿を見られることを願いましょう。

準決勝ではPeter Wrightとの対戦でした。

序盤はお互いに先行キープを繰り返し3−3となりますが、7レグ目にGerwenが180スタートを決めてから一気にスイッチが入ったように15ダーツ→18ダーツ→15ダーツと強さが見えるダーツで3レグ連取しWrightに6−3で勝利を収めました。

決勝はJames Wadeとの対戦で、文句なしのスタッツ103.87、チェックアウト率が驚異の66.7%と素晴らしいダーツをしていました。

準優勝したJames Wadeは初戦をGerwyn Priceと対戦し6−5で勝利を収めました。

特に最終レグは140→140→100と好スタートを切ってPriceを圧倒していたところはぜひもう一度見ていただきたいシーンです!

準決勝では、Priceと同じウェールズ代表のJonny Claytonとあたり、ダブル決定率の差が出て6−4で勝利を収めています。

Wadeはニックネームの通り、安定したダーツを続けていますし、今後も上位に居続けるプレイヤーであるのは間違い無いでしょう。

以下、9節の結果になります。

Quarter-Finals
Peter Wright 6-2 Michael Smith
Michael van Gerwen Bye (Gary Anderson withdrew)
Jonny Clayton 6-1 Joe Cullen
James Wade 6-5 Gerwyn Price

Semi-Finals
Michael van Gerwen 6-3 Peter Wright
James Wade 6-4 Jonny Clayton

Final
Michael van Gerwen 6-1 James Wade

見てほしい試合

今回チョイスするのは、決勝戦のMichael van Gerwen vs James Wadeです。

1レグ目はお互いに少し削りで苦戦しているようでしたが、2レグ目以降はGerwenが15ダーツを切らない素晴らしいダーツを見せています。

Wadeも4レグ目を14ダーツで取っていますが、全てのレグにおいてGerwenよりも上がるのに一足遅くなってしまっている印象が強い試合でした。

次にスタッツを見てみましょう。

Michael van GerwenJames Wade
スタッツ平均103.8793.59
100+812
140+63
18021
最高チェックアウト7684
チェックアウト率66.7%33.3%
チェックアウト(回数)6/91/3

スタッツの差も勝敗の要因ではありますが、注目したいのはチェックアウトの数です。

Gerwenはダブルトライの数が9回もあるなか、Wadeは3回しかチャンスがなかったことは今回の勝敗に大きく影響しています。

ここ最近のPDCのレベルは本当に高くなっていて、早く削れて早く上がれる選手でないと勝てない内容の試合がどんどん増えてきています。

今後もハイレベルな試合がたくさん見られると思いますので、是非これからもPDCイベントに注目してきましょう!

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9節目終了時のポイント

9節目終了時点でのポイントは以下の通りです。

プレミアリーグ3勝目を挙げたMichael van Gerwenが1歩リードしています。

2位のJonny Claytonと3位のPeter Wrightはポイント数がわずか1ポイント差で今後どうなっていくのか楽しみですね!!

James Wadeは決勝まで上がってきてはいるものの、なかなか優勝できない状態が続いていますが取得ポイントは13点と現在4位についています。

2022シーズン序盤は調子の良かったJoe CullenとGerwyn Priceはここ最近納得のいくダーツができていないようですが、残り約半分でどこまで良くなっていけるか注目です。

指定コンビで最下位争いとなってしまっているMichael SmithとGary Andersonですが、特にAndersonは近年コンディション不良がつづいていますし、元気な状態でPDCの舞台に戻ってきてほしいです。

おわりに

2022年も4月に入って、PDCのみならず多くのダーツイベントが開催されて全て見るのも大変なくらいですが、その分とても面白い試合がたくさん見られます。

プレミアリーグのみならず、WDFワールドチャンピオンシップやプレイヤーズチャンピオンシップなどもいろいろな選手たちがたくさん見られる貴重な機会なので、是非興味があれば他のイベントや大会もみてみてください!

最後に、今回は投稿が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

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