2022/2/3から約4ヶ月半という長い間開催されたプレミアリーグもついにプレーオフとなりました。
今回出場した8人のプレイヤー達も、他のPDCイベントをこなしながらの戦いは厳しいところもあったと思いますが、各ステージでとても素晴らしい試合を見せてくれました。
そんなPDC現最強プレイヤー達の中で誰が優勝したのか、結果と内容を見ていきましょう!
マイケルヴァンガーウェンが6度目のプレミアリーグ制覇!
マイケルヴァンガーウェンがジョーカレンを破り、自身6度目のプレミアリーグ制覇となりました。
カレンが最終レグでD16を決められなかった隙を見逃さずD14を一発で決め切り、結果として11−10とフルレッグの末の勝利を収めました。
この試合は、2022プレミアリーグのベストバウトと言っていいでしょう。
決勝戦の2人のスタッツを見てみると、
Joe Cullen | Michael van Gerwen | |
アベレージ | 99.36 | 99.1 |
100+ | 27 | 23 |
140+ | 12 | 13 |
180 | 3 | 5 |
最高チェックアウト | 141 | 92 |
チェックアウト率 | 50.0% | 47.8% |
チェックアウト | 10/20 | 11/23 |
お互いに素晴らしいダーツをしており、特に目立って差がついているところも多くはなく非常に接戦だったことがここからも窺えると思います。
試合展開もガーウェンが3レグ目をブレイクしてカレンから1歩リードしましたが、6レグ目でカレンもブレイクに成功し均衡を戻しました。
12レグ目に6−6とイーブンになってからシーソーゲームとなり、お互いに先行キープを続け最終レグになる21レグ目までもつれ込みました。
結果としてみればガーウェンの勝利でしたが、初出場で決勝の舞台にまで上がってきたカレンもまた素晴らしい選手であることが証明される試合でもありました。
準決勝の様子
今大会準優勝をしたジョーカレンのプレーオフ初戦の対戦相手は、2021プレミアリーグを制覇したジョニークレイトンでした。
プレーオフ開始前はクレイトンの方がオッズの倍率がカレンよりも低く、クレイトン勝利が見込まれていましたが、蓋を開けてみればカレンが6レグ連取し6−0と大幅リードを取る展開となりました。
最終的にはそのレグ差が埋まることなく、10−4でカレンが決勝進出となりました。
このときカレンは180を11回出しており、この記録はプレミアリーグ1試合の中で出した180の歴代最高回数に並ぶものです。
優勝したマイケルヴァンガーウェンのプレーオフ初戦はウェイドとの対戦となりました。
最初の6レグ目までは3−3とイーブンでしたが、そこからの8レグ中7レグ勝利しウェイドを圧倒して10−4で決勝の舞台へ駒を進めました。
プレミアリーグプレーオフの結果は以下の通りです。
Semi-Finals
Joe Cullen 10-4 Jonny Clayton
Michael van Gerwen 10-4 James Wade
Final
Michael van Gerwen 11-10 Joe Cullen
おわりに
2022プレミアリーグはいかがだったでしょうか?
PDCも直近で言えばワールドカップがありますし、それ以外にもこれからまだまだたくさん大会があります。
少しでも興味を持って試合を見て、純粋に楽しんだり彼らの技術を研究したりしてみてください!