8分で読めるプレミアリーグ・ダーツ2021まとめ

Premier League ©︎ 2019 Sven Mandel

2021年PDCが主催する２つ目の大会、Premier Leagueが始まります。
Premier Leagueと聞くとサッカーを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、実はダーツにもPremier Leagueがあるんです。

そんなダーツのPremier Leagueについて興味がある方に向けて、簡単にまとめてみました。

目次
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Premier Leagueとは？

PDCが開催する大会の一つです。PDCの大会の中でも長い期間開催されるイベントで、例年2月から5月にかけて開催されます。

初開催は2005年であり、現在まで途切れることなく開催されている大会です。

正式にはUnibet Premier Leagueと頭にメインスポンサーの名前がつきますが、多くはPremier （League）やPLDと表記されます。

Phil TaylorがJames Wadeに対して1試合に2回も9-dart finishを決めた大会で有名です。

試合形式

試合は第１ステージで９試合総当たり戦を行い、勝敗によるポイント（勝ち２、引き分け１、負け０）を競います。
９試合目が行われる日を”審判の日”と呼び、ポイントの合計会2名が第一ステージ敗退となります。

審判の日の後、残りの８名が第二ステージで総当たり戦７試合行った後、上位４名がプレーオフに進出、優勝を争っていきます。

試合フォーマットは

第一ステージ：Best of 12 legs
第二ステージ：Best of 14 legs
プレーオフ準決勝：Best of 19 legs
プレーオフ決勝：Best of 21 legs

となっています。

 

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試合日程

試合日程はコロナウイルスの影響で遅れる見通しであるため、発表され次第更新します。

※2021/2/21追記
PDCの発表によると、開催時期はイースター（4月4日）あたりになりそうです。

※2021/3/29追記
プレミアリーグの日程が決まりました。
4/5~4/9　1回戦前半
4/19~4/22　1回戦後半（審判の日含む）
5/5~5/7　2回戦前半
5/24~5/27　2回戦後半
5/28　プレーオフ

試合会場

試合会場はイギリスを中心に各地を巡りながら開催されます。

今年はコロナウイルスの影響でほとんどがイギリス国内で行われる予定です。

以下試合会場一覧です。

会場名地名
Motorpoint ArenaCardiff　🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿
3ArenaDublin　🇮🇪
Utilita ArenaNewcastle　🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
Ahoy RotterdamRotterdam　🇳🇱
Westpoint ExeterExeter　🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
The SSE ArenaBelfast　🇬🇧
Motorpoint ArenaNottingham　🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
The Manchester ArenaManchester 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
The Brighton CentreBrighton　🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
M&S Bank ArenaLiverpool　🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
The FlyDSA ArenaSheffield　🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
P&J LiveAberdeen　🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿
Utilita ArenaBirmingham　🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
The SSE HydroGlasgow　🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿
First Direct ArenaLeeds　🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
The O2London　🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
Mercedes-Benz ArenaBerlin　🇩🇪

 

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出場者

2021年の出場者はPDCオーダーオブメリット（簡単に言うと賞金ランキング）上位4名は自動的に出場決定となります。残りの5名はPDCやスポンサーが選出し、最後の10人目は1月末に開催されたLadbrokes Mastersの成績により決まります。

Premier League最後の10人目は見事優勝を果たしたJonny Claytonが勝ち取り、出場決定となりました。

Jonny ClaytonのTwitter

以下出場選手となります。

Gerwyn Price (PDCオーダーオブメリット１位)

Michael van Gerwen (PDCオーダーオブメリット２位)

Peter Wright (PDCオーダーオブメリット３位)

Rob Cross (PDCオーダーオブメリット４位)

Gary Anderson (2020 Player’s championship優勝)

Glen Durrant  (2020 Premier League優勝)

Nathan Aspinall (2020 PDC Home Tour優勝, Player’s Championship×2優勝)

Dimitri Van den Bergh (2020 World Matchplay優勝)

Jose de Sousa (2020 Grand Slam of Darts優勝)

Jonny Clayton  (2021 Ladbroke Masters優勝)

()内は選出基準となったorなったであろう実績

Premier League 2021 注目ポイント

ここまでPremier Leagueについて少しでも知識が増えたと思います。
この章では私がPremier Leagueで注目しているポイントを挙げていきます。

初出場のJose de Sousa、昨年出場して今回２回目のDimitri Van den Bergh、Masters優勝のJonny Claytonの活躍

見出しにあげているこの3人は2020年後半から勢いがある選手たちです。
各選手たちの2020年での実績は他のPremier League出場選手に引けを取らない輝かしいものであります。

Joseは1月末のMasters1回戦敗退であったものの、スタッツは101.29と素晴らしい成績を残しておりPremier Leagueで優勝を期待できる選手です。

Jonny Claytonは2020年のWorld CupにてGerwyn PriceとともにWales代表として優勝してから驚くべきパフォーマンスを発揮しています。Mastersでは2回戦を除いて他の全ての試合でスタッツ100オーバーというとんでもない数字を叩き出しています。この調子を維持してPremier League初出場初優勝を十分に狙える選手なので期待大です。

Dimitriは2020年8月に膝を怪我してしまい、現在もサポーターをつけながら試合に出場しています。2020年はそれでも調子を維持できていたものの、1月末のMastersでは残念ながら1回戦敗退となってしまいました。
しかし、試合の数も減り膝のケアを行うのに十分な時間はあるので審判の日を越えられるかどうか注目したい選手です。

審判の日に誰が脱落してしまうのか

Premier Leagueの代名詞とも言える審判の日は、最も注目を集める日と言っても過言ではありません。

昨年Premier League優勝者のGlen Durrantは2020年後半から不調が続いており、1月のMastersでは1回戦でMervyn Kingに6−1と大敗を喫しています。この調子で行くと第一ステージ脱落の危険性が高いです。前回優勝の意地を見せつけるか、注目したいですね。

Rob Crossも2017-2018 World Championshipにて引退試合であったPhil Taylorを決勝で倒し一躍シンデレラボーイとなりました。
しかし、2020年シーズンは彼にとってもあまり良くない年となってしまっています。このまま引きずらずに審判の日を越えてほしいと思いますが、他の選手たちの調子からするともしかしたら越えられない可能性がある選手です。

しかし、誰が脱落するか分からないのが面白いところではあるので、予想しながら見てみるのも良いと思います！！

誰が優勝するか

結論から言うと、私りょふくんはGerwyn Priceが優勝すると予想しています。

2020年のパフォーマンスと安定感は言わずもがな、1月末のMastersでもスタッツ100オーバーなどPDCオーダーオブメリット１位の座に恥じない成績を残しています。優勝候補筆頭でしょう。

読んでくださる皆様もぜひ優勝予想はしてみてください。

※2021/4/5追記
Priceがコロナウイルス陽性のためJames  Wadeが代わりに出場になりました。
ですので、私の予想変更させてください。
ズバリ、Jonny Clayton優勝を予想します。

終わりに

いかがでしたか？

知識をつけるとさらにダーツを楽しむ事ができます。
楽しいともっと知りたくなります。

このループを絶やさないようにしつつ、ダーツをエンジョイしましょう！！

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