試合で勝つのに必要?ダーツの”捨てレグ”について

  • 2021/11/06(土)
  • 2022/05/24(火)
  • 考察
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タイトルにもありますが、”捨てレグ”という言葉を聞いたことがない人が多いと思います。

”捨て”という言葉なのであまりいい印象を抱けないと思いますが、悪いことをしているわけではありません。

むしろ勝つために必要なことが多いのがこの”捨てレグ”なのですが、今回はそんな”捨てレグ”についてお話ししていこうと思います。

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捨てレグとは?

結論から言うと

無理して勝ちにいかずにあえて負けるレグ

です。

勝負なのにあえて負ける?と言う点に疑問を感じる人が多いとは思いますが、決して負けようと思って捨てレグを選択するわけではありません。

最終的に勝つためにあえて負けておくことも試合展開では重要である、と言うことです。

では、一体この捨てレグにはどのような意味があるのかを、詳しく話していきたいと思います。

捨てレグの意味

まず、私が誤解してほしくないのは決して捨てレグは悪いことではない、と言うことです。

もちろん真剣に全力で勝負することはとても大事ですし、勝敗に限らず後悔ない試合をすることはできますが、勝つための戦略の一つとして捨てレグもある、と言うことだけは伝えておきたいです。

早速ですが、捨てレグがなぜ必要なのかを話します。

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そもそもハードダーツはレグ数が多い

PDCを含め、海外で開催されるダーツの大会は予選からレグ数が多い試合が基本です。

例として9月・10月と行われたPDC Women’s Seriesは第一試合はFirst to 4(4レグ先取)ですし、Player’s ChampionshipではFirst to 6となっています。

このレグ数はPDCの中で最も少ないレグ数で開催されている大会ですが、日本で開催されている大会(JapanやPerfect)の決勝戦とほぼ変わらないレグ数と言えます。

予選でこの量ですので、当然決勝に近づくにつれレグ数は増えていくので、ずっと集中し続けることは相当厳しいのは簡単に想像できると思います。

勝負の駆け引きを行える

ダーツの試合で1番早く決着がつく場合は相手に1レグも取らせずに勝つ”ホワイトウォッシュ”ですが、滅多に起きません。

先行を取り合いつつも、どこかのタイミングで後攻のレグを取って勝利に持っていくのですが、どこで勝負をかけるのかはとても大事になってきます。

勝負のかけ方も、

  • 自分の調子がとても良く後攻でも勝てそうなら一気にレグを取りに行く
  • 相手の集中力が切れてきてそうなときに勝ちに行く
  • 相手がとても打っていて勝てなそうな時は次のレグに備えておく

などを考えた上でペース配分をすることが最終的に勝利につながる要因になり、勝つための手段として捨てレグも有効になる場面が少なくありません。

ただし、相手の調子が上がってしまって太刀打ちできなくなるほどになってしまう危険性もあるのでその場合も考慮しないといけない場合があるので注意です。

試合展開としての例として、Michael van Gerwenの試合展開をみてみて下さい。

最初はGerwyn Priceが先行するものの、巻き返して勝ちに行くMvGが勝利しています。
これはMvGの勝利パターンで、特に彼が集中している試合になればなるほどその傾向が強いです。(というよりも、むしろ自分を追い込んで一気に捲る、というのが実情でしょう)
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体力・集中力の配分

試合中ずっと集中し続けることはとても大変です。

集中し続ける上に同じ姿勢を維持しながらダーツを投げるので体力も必要になります。

短いレグ数であれば集中し続けることは可能なのでそれでいいのですが、ハードダーツの試合はレグ数が長くなりがちなので、集中し続けていると疲れてパフォーマンスが下がってしまいます。

人間が本気で集中できる時間は15分・どんなに頑張っても90分が目安となっており、実際にPDCでもレグ数・セット数が多い試合では試合ではキリのいいタイミングで休憩を挟んでいます。

勝ち抜いていけばその分試合数もレグ数も増えていくので、全て全力で行くのはなかなか大変です。

もちろんあまりにも長い試合の場合は間に休憩を挟みながらになりますが、それでも厳しい戦いになるのは避けられません。

ですので、捨てレグによってペース配分を行い勝ちに行くことが必要になります。

日本ではどうなのか?

日本では基本的にレグ数が少ないことが多いです。

ソフトダーツの大会でも、予選は01→Cri→Choiceの2先となっていることがほとんどだとおもいます。

これに倣ってか、ハードダーツの大会でも予選は2先になっていることが多く、最初から全力で勝負に挑まなくてはいけません。

また、朝から試合が開始されるのでより厳しい戦いを強いられている選手も多いのではないでしょうか?

これは私の意見なのですが、日本もダーツのレベルが高い国ですので予選から4先か5先スタートにして、2日に分けて大会を開催すればいいのではないか?と思っています。

いろんな意見があると思うので、もし何かあればSNS等で発信してみてください!!

普段から長いレグで投げてみよう!

いきなり捨てレグをしてみよう!と言うのも難しいので、まずは長いレグ数でダーツをしてみましょう。

初めは3先から、慣れてくれば5先・7先と伸ばしていくと良いと思います。

また大会に出場することを考えているのであれば、例年のフォーマットを参考に試合と同じ条件で練習するのもありだと思います。

長いレグ数でダーツをしている中で捨てレグをしたり、勝負をかけたりの駆け引きを覚えていきましょう!!

おわりに

捨てレグに関して良い悪いある部分がありますが、私としてはありだと思っています。

ただし、適当に投げたりそう見えるようなプレーをせずに、と言う条件は必要です。

対戦相手に失礼ですし、自分の負けに言い訳することほどみっともないこともないので、ちゃんと勝ちに行くことは忘れないでくださいね。

読んでくださる皆さんもどんな意見をお持ちでしょうか?

”私はこうだ!!”と言うものがあればどんどんSNS等で発信していってください。

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